読売新聞(2月14日)
元介護職員3人、暴行容疑で逮捕…兵庫県警 神戸市西区の高齢者介護施設「はぴね神戸学園都市」で入所女性(73)が暴行を受けた事件で、兵庫県警は13日、介護福祉士の無職、松田光博容疑者(40)(神戸市須磨区)ら元職員3人(いずれも懲戒解雇)を暴行容疑で逮捕した。 他の逮捕者は、同、島田淳子(39)(同)と無職節句田(せっくでん)穣(24)(兵庫県加古川市)の両容疑者。 発表では、3容疑者は1月2日、ベッドにいた女性の頬や右腕をたたくなどの暴行を加えた疑い。
松田容疑者は容疑を認め、島田、節句田両容疑者は否認しているという。
女性が昨年末、「たたかれる」と訴えたため、家族は今年1月、部屋にビデオカメラを設置。3人が暴行する様子が映っており、県警に被害届を出した。
運営会社「ケア・リンク」(東京都)の昆野仁社長は「捜査に全面協力し、虐待防止の体制を整えたい」と語った。
女性の長女(35)は読売新聞の取材に
「相談に乗ってもらうなど頼りにしていたのに、裏切られた思いだ。許せない」と憤った。
映像では、松田容疑者は女性の歯を磨きながら顔を何度もたたき、
「殺すぞ」と暴言を吐いたという。
島田容疑者は脚が不自由な女性にベッドからはみ出た脚を自力で戻すよう強要。できないと、
「ええと思ってるの。日本語わかる?」と罵声を浴びせ、節句田容疑者は携帯を操作しながら片手で女性の服を荒っぽく脱がせたという。
朝日新聞(2月13日20時36分)
老人ホーム入所者に暴行容疑 介護福祉士ら3人を逮捕
携帯電話を持ったまま、片手で乱暴に女性の服を脱がせるホームヘルパーの男

女性の肩をたたく介護福祉士の女

女性のほおを平手打ちする松田光博容疑者(家族が設置したビデオカメラの映像から。画像を一部加工しています)

女性が入所していた「はぴね神戸学園都市」=神戸市西区学園西町1丁目
老人ホームの複数の職員が70代の女性入所者に暴行していたとして、兵庫県警は13日、
神戸市西区の「はぴね神戸学園都市」の介護福祉士ら3人を暴行容疑で逮捕し、発表した。
家族が設置したビデオカメラの映像が決め手になった。女性は鎖骨などが折れており、暴行との因果関係も調べる。
逮捕したのはいずれも介護福祉士の松田光博(40)=神戸市須磨区白川台6丁目=、島田淳子(あつこ)(39)=同区高倉台8丁目=両容疑者と、ホームヘルパー節句田穣(せっくでん・ゆたか)容疑者(24)=兵庫県加古川市東神吉町神吉。
捜査1課によると、1月2〜3日、入所していた女性(73)に対し、松田容疑者はほおをたたくなど、島田容疑者は右上腕部をたたくなど、節句田容疑者は下腹部を圧迫するなどの暴行をそれぞれ加えた疑いがある。
松田容疑者は「ほおをたたいたことに間違いない」とほぼ容疑を認めているという。
島田容疑者は「たたいたことはない」、
節句田容疑者は「腹を押したのは小便をさせるためで暴行していない」と否認しているという。
家族らによると、女性は2010年6月に入所したが、昨年夏から「助けて」と訴えるようになった。不審に思った家族が今年元日にカメラを設置し、暴行を確認。
女性を退所させて検査したところ、鎖骨とあばら骨数カ所が折れていた。 家族は1月6日に県警に被害届を出した。
施設側は1月21日、
「虐待に気づかなかった」と家族に謝罪。
3人は職場の人間関係などに不満があり、ストレスがたまって暴行していたと説明し、2月4日に懲戒解雇したという。
株式会社ケア・リンクHPより
平成 24 年 2 月 10 日
各 位
会社名 株式会社ケア・リンク
代表者名 代表取締役 昆野 仁
問合わせ先 管理部長 柿沼 力
TEL:03-3538-4550
(URL http://www.happine-carelink.net/)
弊社における不祥事の発生にかかわるお詫びについて 本日、一部報道機関で報じられましたとおり、弊社が運営する「はぴね神戸学園都市」(兵庫県神戸市西区)において、社員によるご入居者様への虐待、介護放棄がありました。
これを受けまして、現在、神戸市の立ち入り検査を受け、平成 24 年 2 月 8 日付けで改善措置についての通知を受け取ることとなりました。
ご入居者様に安心、安全を提供することを基本とする介護事業者にあって、ご入居者様並びにご家族、関係各位の信頼を損なう結果となりましたことについて、深く反省いたしますとともに、心からお詫び申し上げます。
なお、当該社員につきましては、既に懲戒解雇しております。
今後は、今回の不祥事を厳粛に受け止め、再発防止に向けて、社員の教育指導の徹底とともに施設運営における内部統制の充実強化に全社一丸となって取り組み、信用の回復に努める所存でございます。
今後ともご指導ご鞭撻賜りますようお願い申し上げます。
以上